Sansan AI契約データベース「Contract One」で新旧社名の一括検索が可能に
Sansan 2025年8月7日発表

Sansanは、AI契約データベース「Contract One(コントラクトワン)」において、8月7日より検索機能をアップデートし、新旧社名の一括検索が可能になったと発表した。
企業の統廃合などに伴う社名変更に対応し、新旧いずれの社名でも関連契約書を横断的に検索できるようになることで、契約書検索を効率化するとともに、リスクの低減を実現する。
近年、人手不足や市場競争の激化を背景に、企業の合併や分社化など組織再編が活発に行われており、社名変更も増加している。そのような中で、契約担当者が契約先の社名変更を知らず、旧社名で締結した契約書の存在に気づかなかった場合には、既存契約と矛盾する内容で契約締結するリスクがあった。
■新機能の概要
「Contract One」では、契約書本文に含まれるキーワードや契約締結日、契約書タイトルなど様々な条件で契約書を検索できる。今回のアップデートでは、契約先名で契約書を検索する際に、新社名・旧社名のどちらで検索しても、新旧両方の社名にひもづく契約書を一括で検索することができる。
他の検索条件と「新旧社名の一括検索」との併用も可能なため、たとえば「新社名」と「契約締結日」を組み合わせて検索すれば、新社名・旧社名のいずれかで締結され、契約締結日の条件が合致した契約書がすべて表示される。