リコー 顧客向けデジタルサービス領域でAWSとの連携強化 最新のAI技術やクラウドサービスで

リコー 2025年6月25日発表


 リコーとアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWSジャパン)は、リコーによる顧客の業務効率化と生産性向上を支援する高付加価値なデジタルサービス創出を加速するため、連携を強化すると、6月25日に発表した。

 デジタルサービスの会社への変革を進めるリコーは、AWSジャパンと4つの領域で連携を強化する。AIの分野では、リコーはAWSの最先端のAI技術や生成AIサービスを活用し、AI関連ソリューションの提供を加速させることに加え、AWSジャパンが構築支援するリコーグループ共通のプラットフォーム「RICOH Smart Integration(RSI)」により、各種アプリケーションのグローバルでの展開、顧客接点データの収集・分析環境の整備により顧客への価値提供をさらに強化していく。さらに、リコーは、社内ITの統合管理・ガバナンスを強化のため、グループ全体の共通業務基盤の多くをAWS上への移行を進めている。そして、複雑化するビジネスニーズに対応するハイレベルなデジタル人材を育成・強化するため、リコーはAWSが提供するAI・データ分析・デベロッパー向けのトレーニングを活用する予定である。

【連携を強化する4つの領域】
(1)リコーのAI開発・サービス提供を支援
(2)リコーグループ共通のプラットフォーム「RICOH Smart Integration」の構築支援により、商品開発の効率化とコスト削減を実現
(3)社内基幹システム/共通データ活用基盤のクラウド化で大幅なコスト削減を実現
(4)複雑化するビジネスニーズに対応するハイレベルなデジタル人材の育成を加速