京セラDS A4複合機・プリンターに搭載された暗号技術が国際的なセキュリティー基準の認証取得
京セラドキュメントソリューションズ 2025年6月17日発表
京セラドキュメントソリューションズ(京セラDS)は、このほど主にA4複合機・プリンターに搭載するために同社が開発したIC(集積回路)が、米国国立標準技術研究所(NIST)が定める情報セキュリティー基準「FIPS 140-3」の認証を取得したと、6月17日に発表した。
「FIPS 140-3」は、暗号モジュールの設計・実装に関する高度な情報セキュリティー要件を規定しており、政府機関や金融機関、医療機関など、極めて高いレベルの情報保護が求められる分野で広く採用されている標準規格である。
京セラDSは、これまで情報セキュリティーの重要性が一段と高まる中、顧客が安心して利用できる製品の提供を目指し、暗号技術の強化に取り組んできた。
今回の認証取得によって、同社の暗号技術が、機密性の高い情報を適切に保護するために国際的に認められた厳しい情報セキュリティー基準を満たしていることが証明された。