リコーと東京大学 社会連携講座の成果が2025年度人工知能学会全国大会に7本採択 「創造性とAI」をテーマにオーガナイズドセッションを実施
リコー/東京大学大学院工学系研究科 2025年5月23日発表
リコーと東京大学大学院工学系研究科(以下、東京大学)は、社会的課題の解決と産業の発展に寄与する共同研究を目的とした社会連携講座「“はたらく”に歓びを」を2022年12月に開設し、はたらく人が人ならではの創造力を発揮するための状態やメカニズムの解明に取り組み、新しいビジネスシーズの創出に向けて研究を重ねている。
本講座の進捗として、このたび研究成果をまとめた論文7本が2025年度人工知能学会全国大会(第39回)に採択された。採択された論文の一部は、5月29日に実施される、社会連携講座メンバーがオーガナイザを務めるオーガナイズドセッションにて発表を行う。
本講座では引き続き、“はたらく歓び”を実感できる働き方や職場環境のあるべき姿を描くとともに、その実現に向けた技術・事業・サービスの開発に取り組み、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会への貢献を目指す。
【オーガナイズドセッションの概要】
《日時》 2025年5月29日(木) 9:00~10:40
《場所》 大阪国際会議場 Q会場(会議室804)※オンライン配信も実施される。
《内容・テーマ》 「創造性とAI」
《セッション》
(1) 対話型LLMを用いたcapitalizationによる情緒的支援の原理的検証
(2) 会議発話データの分析における大規模言語モデルの活用
(3) キーワードネットワークを用いた会議ダイナミクス指標の定義
(4) はたらく人の汎用データと因果探索アプローチによる創造性分析
(5) 顔表情分析に基づくファシリテーションスキルの抽出と創造性への影響に関する検討