キヤノンITS クラウドEDIサービス「EDI-Master Cloud」が「DigitalWork Accelerator」とAPI連携

キヤノンITソリューションズ 2023年11月29日発表


 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)が提供するデジタルドキュメントサービス「DigitalWork Accelerator」とAPI連携し、EDIデータの長期保存を可能とする「DigitalWork Accelerator 連携コネクタ」(税別1万5,000円/月)を2024年1月15日より提供開始する。

 2024年1月のINSネット(ディジタル通信モード)提供終了にともない、既存の従来型EDIからインターネットEDIへの切替えが佳境を迎えている。一方で、改正電子帳簿保存法やインボイス制度において、企業の商取引で利用されるEDIも定められた要件に応じた電子取引データの保存が必要になるなど、法改正への対応に各企業が迫られている。これらの環境変化をきっかけに、今後ますます取引関係書類の電子化や業務のデジタル化による業務プロセスの変革が求められる。
 このような状況を踏まえ、キヤノンITSは、キヤノンMJが提供するJIIMA認証を受けたデジタルドキュメントサービス「DigitalWork Accelerator」と連携し、EDIデータの長期保存を可能とする「DigitalWork Accelerator 連携コネクタ」の提供を開始する。

■特長
(1)「EDI-Master Cloud」からシームレスなデータ連携を実現し、EDIデータの長期保存が可能
 取引データの長期保存が可能で、蓄積したデータは取引年月日や取引先名など、あらかじめ設定した項目で検索、ダウンロードが可能である。

(2)EDIデータだけでなく、EDI以外の電子取引データや紙書類もトータルで電子保存が可能
 取引関係書類の一元管理および、紙書類の「電子化/承認/保管の業務プロセス」を重視した情報管理の仕組みを、電子帳簿保存法に対応した形で実現する。