インフォマート 「BtoBプラットフォーム on LGWAN」7月から本格稼働 自治体のDX推進をサポート

インフォマート 2023年7月27日発表


 インフォマートは、発注書、請求書、契約書等の企業間商取引をデジタル化するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム」が、自治体のLGWAN(総合行政ネットワーク)に対応した「BtoBプラットフォーム on LGWAN」の本格的な稼働を開始したと、7月27日に発表した。

 近年、職員の働き方改革、少子高齢化による人手不足対策等の観点から、自治体でもあらゆる業務をデジタル化し、DXを推進するクラウドサービスの活用ニーズが高まっている。
 しかし、自治体はインターネットと切り離された閉域網であるLGWANを利用しており、職員のパソコンから外部ネットワークへの接続が制限されている。

 「BtoBプラットフォーム on LGWAN」は、自治体におけるLGWAN環境から「BtoBプラットフォーム」を利用することが可能である。これにより、自治体・庁内で発生している民間企業との見積書、契約書、発注書、納品書、請求書等のペーパーレス化と業務のデジタル化が1つのプラットフォームを通じて実現する。
 同社は、2020年から自治体向けに事業を開始し、様々な自治体と「BtoBプラットフォーム」における実証実験を実施してきた。現在、「BtoBプラットフォーム」は大分県や神戸市をはじめ、すでに多くの自治体に利用されている。そして、2023年7月より「BtoBプラットフォーム on LGWAN」の稼働を本格的に開始したことで、自治体のDXをよりスピーディーに実現していく。
 また、同社は、2023年より、自治体のDX推進を強化するために新たに「デジタルガバメント」事業部を創設した。さらに、財務会計システムベンダー等、多くのパートナー企業との協業・連携も開始している。今後も日本全国の自治体における、バックオフィス業務のデジタル化、DX実現を支援・推進し、GtoB会計事務領域でのシェアNo.1を目指す。