Sansan Bill One請求書発行サービスに郵送代行機能を追加

 Sansanは、Bill Oneの請求書発行サービスに郵送代行機能を追加したと、8月4日に発表した。
 同機能を利用することで、ユーザーは、紙の請求書を発行する際に生じていた印刷・封入・投函などのアナログな作業を削減することが可能である。

 2023年10月のインボイス制度の導入にともない、紙の請求書から電子請求書への切り替え需要がさらに高まっていることから、Bill Oneでは、これまで提供していた請求書受領サービスに加え、2022年7月に単体での請求書発行サービスの提供を開始した。
 現在提供している請求書発行サービスでは、請求書を電子発行することが可能である。一方で、実際の商取引においては、従来からの商慣習を踏まえ、取引先から紙の請求書発行を求められるケースがある。その場合、電子請求書でのやりとりを求めることは取引先に負担をかける可能性があることから、紙の請求書を発行し続ける企業も存在している。
 Bill Oneでは、「取引先に負担をかけないDX」を推進しており、ユーザー企業と取引先の双方がBill Oneを通じてスムーズに請求書業務が進行できるよう機能を拡充している。請求書発行サービスにおいても、紙の請求書を希望する取引先の要望に応えつつ、自社の請求書発行業務を効率化できるよう今回新たに郵送代行機能を追加することを決定した。

Bill One請求書発行サービスに郵送代行機能を追加

【機能概要】
 郵送代行機能は、(株)ネクスウェイと提携し、Bill One上で郵送指示された請求書の印刷・封入・投函を代行するサービスである。
 ユーザーがBill One上で代理郵送の指示を出すだけで、取引先に紙の請求書が発行されるため、請求書発行業務をオンラインで完結できる。
 同機能の追加にともない、ユーザーは、請求書の発行方法を従来の「アップロード」「メール送付」に加え、新たに「郵送代行」も選択できるようになり、取引先の希望する方法で請求書を発行することが可能になる。