Sansan 「営業活動におけるデータ活用の実態調査」を実施

 Sansanは、営業DXサービス「Sansan」が、全国の20~50代の営業・マーケティング・経営部門いずれかに所属しているビジネスパーソン1200名を対象に、「営業活動におけるデータ活用の実態調査」を実施したと、7月25日に発表した。
 今回の調査では、営業力強化のために最も必要だと思う要素について、「個人の営業スキル」がコロナ禍で大幅に減少し、回答者の8割超が、他部署が収集した顧客データや外部の企業データなどのデータを営業活動に利用したいと考えていることが明らかになった。つまり、個人の営業スキルよりも、組織内でデータを共有・活用する、データドリブンな営業活動が求められる時代になったことが浮き彫りになった。

Sansan「営業活動におけるデータ活用の実態調査」

【調査結果の概要】
●営業力強化のために最も必要だと思う要素は、「個人の営業スキル」はコロナ禍前の29.8%から17.2%へと大幅に減少。一方で「営業のデジタル活用」は1.8%から12.8%(7倍以上)、「チームもしくは組織全体でのデータ活用」は12.7%から15.8%(1.2倍以上)に増加し、コロナ禍前よりも重視される傾向に。
●他部署が収集した顧客データや外部の企業データなどのデータを、営業活動に利用したいと感じている人は8割超。部署間でデータを共有・活用できていないことが企業の損失につながると感じる人は7割超に。
●営業力強化のために会社組織全体でデータ活用に約6割が取り組んでいる一方、取り組めていない理由は、「運用ノウハウがない」「データを共有する文化がない」。