セイコーエプソン 広丘事業所に3つのソリューションセンターを開設

 セイコーエプソン(エプソン)は、5月12日より、広丘事業所(所在地:長野県塩尻市)に「ソリューションセンターDTF」「ソリューションセンターLabel Press」「ソリューションセンターPaperLab」の3つのソリューションセンターを開設したと、5月13日に発表した。
 エプソンは、テキスタイル印刷やラベル印刷などの商業・産業プリンティングを成長領域と位置付けているほか、長期ビジョン「Epson 25 Renewed」において環境への取り組みを進めている。
 このたび、導入を検討しているお客様に対して実際にこれらのソリューションを体験してもらうため、広丘事業所にある既存の「ソリューションセンターLFP」に加え、新たに3つのソリューションセンターを開設した。

セイコーエプソン 広丘事業所に3つのソリューションセンターを開設
オープンの様子

【ソリューションセンターDTF】
 ファッション分野で活用されるさまざまなテキスタイル印刷の事例を通して、高い印刷品質を見られる。
《展示内容》
・インクジェットデジタル捺染機Monna Lisaのフラッグシップモデルである「ML-64000」と、少量・多品種生産に適したエントリーモデル「ML-8000」を展示
・シルク、コットンなどの素材で印刷した様々なテキスタイルサンプル
・色温度や照明の向きを変えることによって昼や夕方、陰影の違いによるテキスタイルの表情の変化を楽しめる空間
・捺染産業の世界有数の集積地であるイタリアをテーマにした内装

【ソリューションセンターLabel Press】
 ラベル印刷における自動化ワークフローを体験できるほか、印刷サンプルを通して高精細な印刷品質を見られる。
《展示内容》
・デジタルラベル印刷機SurePress(シュアプレス)シリーズである、水性インク搭載モデル「L-4733AW」と、UVインク搭載モデル「L-6534VW」を展示
・前後加工機とのインラインソリューションの実演や自動化による省人化印刷プロセス
・デジタルならではのバリアブル印刷によるサンプル
・近未来の印刷工場をイメージした白く明るい空間の中で、従来のアナログラベル印刷のプロセスに対して、デジタルだからこそ提供できるクリーンな印刷環境

【ソリューションセンターPaperLab】
 使用済みの紙から新たな紙を生産するプロセスを見られる。
《展示内容》
・水を使わない繊維化を特長とする「ドライファイバーテクノロジー」を活用した乾式オフィス製紙機「PaperLab A-8000」を展示
・実際に手にすることができる「PaperLab A-8000」で制作したサンプルや、再生紙やドライファイバーテクノロジーを用いたさまざまな応用事例
・暗闇の中に浮かび上がるように配置された製品本体や床面へのプロジェクションマッピングによる演出