アマノ 「AI時代に最適化された勤怠管理基盤」 新・勤怠管理システムを発売

アマノ 2025年12月9日発表


 アマノは、技術革新が進むAIの性能を最大限引き出すことを目的に開発された、新・勤怠管理システム「TimePro-eX(タイムプロ・エグゼ)」を、12月22日に発売する。販売目標は、年間導入企業450社。

■勤怠管理システムとして最高峰の性能
 「TimePro-eX」は、1,000項目を超えるパラメータ設定領域を備え、パッケージ製品でありながら、演算プログラムによる柔軟な設定が可能である。さらに、自社SEがシステムを設計・構築することで、業種・業態を問わず、各企業固有の運用や管理方法にフィットしたシステムを実現する。複雑な要件への対応を可能にしつつ、マニュアル不要の直感的な操作性も追求した。加えて、異常値検出や各種アラート機能により、労務リスクを未然に防止する。システムは、クラウドとオンプレミスの両方に対応し、サブスクリプションプランを用意することで、中小企業から大企業まで企業規模を問わず導入しやすさを実現している。

■進化を続けるAI拡張機能とロードマップ
 「TimePro-eX」は、12月のリリース時に、就業規則や給与規定などの各種社内規定をAIにインプットし、チャットツール(Teams、Slack)から従業員の問い合わせを受け付け、自動回答する機能を搭載する。さらに、2026年以降は、勤怠管理システムにログインすることなく、日常利用するチャットツール上で、AIを活用した勤怠データの照会や、過重労働や不備データの発生に関する注意喚起を行うなど、シームレスな勤怠管理を実現する機能を順次追加していく。将来的にはAIの技術革新に合わせて、AIコンシェルジュが勤怠管理をリードする世界の実現を目指す。