キヤノンMJ 配信者向けソフトウエア「EOS Webcam Utility Pro」を公開 最大でカメラ5台切り替え

キヤノンマーケティングジャパン 2025年8月20日発表


 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、キヤノン製のカメラをウェブカメラとして活用する配信者向けのソフトウエア「EOS Webcam Utility Pro」の提供を8月20日より開始した。

キヤノンMJ 配信者向けソフトウエア「EOS Webcam Utility Pro」を公開
マルチアングル配信
ウェビナーでの活用

 「EOS Webcam Utility Pro」は、2020年9月にリリースした「EOS Webcam Utility」をリニューアルし、レンズ交換式カメラEOSシリーズやコンパクトカメラPowerShotシリーズを接続して、ウェブカメラとしてストリーミング配信やWEB会議を行えるPC用のソフトウエアである。
 「EOS Webcam Utility Pro」では、従来の「EOS Webcam Utility」で無料提供していた機能に加え、有料機能にて有線で最大5台の対応カメラをUSB経由で接続し、複数アングルを使ったストリーミング配信が可能になる。また、最大4台の有線接続に加えて1台のワイヤレス接続も可能となるため、ケーブルを気にせずカメラを最適な場所に設置した操作が可能である。その他にも有料機能では、最大1080p/60fpsでの配信や複数プラットフォームへの同時ライブ配信、配信画面に画像を重ねて表示する(オーバーレイ)などの機能も備えている。
 これらの機能を活用することで、キヤノン製のカメラを使ってかんたんにマルチアングル配信を始めてみたいコンテンツクリエイターや、高品質なウェビナーを実施したいビジネスユースなど、さまざまなシーンでのオンラインコミュニケーションをより充実させることができる。
 なお、同日より従来版の「EOS Webcam Utility」は配信を停止するが、「EOS Webcam Utility Pro」の無料プランで、これまで通り「EOS Webcam Utility」と同様の機能を利用することができる。