エプソン販売 大判IJプリンター エコソルベントインク搭載4色モデルを7月発売 最長10年保守

エプソン販売 2025年5月9日発表


SC-S7150

 エプソン販売は、商業・産業向け大判インクジェットプリンターSureColorシリーズ新商品として、エコソルベントインクを搭載した「SC-S7150」を7月4日より発売する。

 新商品「SC-S7150」は、従来機「SC-S40650」よりプリントスピードが向上した。また、従来機にはなかったノズル抜け自動検知機能を搭載し、プリントミスを減少させる。高い生産性と信頼性を備え、短納期の業務にも柔軟に対応し、現場にゆとりをもたらす。
 さらに、長期間安心して利用できるよう、最長10年間の保守サービスを用意した。これにより、機器の長期使用が可能となり、入れ替えによるコストや手間をかけずに、長く安心して使うことができる。
 「SC-S7150」の標準価格は、税別189万円。

【新商品の主な特長】
■最新ヘッド搭載による高い生産性で短納期の業務にも柔軟に対応

 1.33インチの新プリントヘッドを採用し、従来機「SC-S40650」と比べてプリントスピードを約28%向上した。塩ビの標準パスでは13.5㎡/h、ターポリンの標準パスでは19.2㎡/hのスピードを実現、短納期の業務にも柔軟に対応できる。

■ノズル抜け自動検知や自動ヘッドメンテナンスなど、信頼性を高める機能を搭載
 従来機にはなかった「ノズル自己診断システム」機能を搭載、プリントヘッドのドット抜けを印刷ジョブごとに自動で検知してパネル上にアラートを表示する。ドット抜けにいち早く気付くことで、プリントミスによる無駄を最小限に抑える。
 また、従来機同様に、布ワイパーの「自動ヘッドメンテナンス」により、プリントヘッドとプリンターヘッドガードの表面から毛羽やほこりを除去し、メンテナンス作業の手間を軽減する。
 さらに従来機で好評だった「オートテンションコントロールシステム」を備えている。メディア送りモーターとロール駆動モーターが、メディアの重量やロールコア形状などを感知して制御し、安定した紙送りを実現する。
 これらの機能により、無駄や手間を削減し、業務の効率化を図る。

■最長10年保守による長期サポート
 顧客が長く安心して使用できるよう、最長10年加入できる保守メニューを用意した。これにより、機器の長期使用が可能となり、入れ替えによるコストや手間をかけずに、長く安心して使うことができる。

■ユーザービリティの向上
 タッチパネルを見やすく使いやすい4.3インチのパネルに変更した。光学式タッチパネルのため手袋を着用したままでも操作が可能である。また、自動クリーニングの時間が近づくとパネルに通知する機能を追加し、作業の中断を防ぐ。
 さらに、天面の一部がフラットなデザインになり、パソコンや印刷物を置くスペースとしても活用できる。