エプソン フラットベッドA4ドキュメントスキャナー2機種発売 ネットワーク標準対応モデルも
エプソン販売 2025年5月8日発表

エプソン販売は、A4ドキュメントスキャナーの新商品として、「DS-1760WN」「DS-1730」を5月29日より発売する。
新商品は、従来機「DS-1630」と比べて生産性を向上した。ADF(オートドキュメントフィーダー)は両面同時読み取りに対応し、毎分30枚/60面の高速スキャンを実現。給紙容量も60枚にアップした。さらに、原稿台に複数枚並べた原稿を、自動で1枚ずつ切り出して保存する機能を初搭載。効率的な電子化作業をサポートする。
また「DS-1760WN」は、フラットベッドタイプでは初めてのネットワーク標準対応モデルとなり、複数人での共有利用が可能で、PCレスでのスキャンにも対応している。
価格はオープンプライスで、参考価格(エプソンダイレクトショップ販売価格)は、「DS-1760WN」が税込7万7,000円、「DS-1730」が同5万5,000円。
【新商品の主な特長】
■選べる2つのスキャン方法
A4書類や両面原稿はADFで連続読み取りが可能である。毎分30枚/60面のペースでスピーディーに電子化できる。また、裁断できない冊子類や破損が心配な薄紙類は原稿台での読み取りが可能。窓口業務や経理業務での多種多様な原稿の電子化作業にも、この1台で対応できる。
■ADFと原稿台を組み合わせての連続スキャンが可能
原稿の種類やサイズに応じて、ADFと原稿台を組み合わせて連続でスキャンできる。スキャンした原稿は元のサイズ通りにデータ化され、1つのファイルとして保存することも可能である。後からファイルを編集・結合する手間が省けるので、作業工数も削減できる。
■エプソン初搭載、原稿台で複数枚をまとめてスキャン・1枚ずつ切り出す機能(PCからのスキャンのみ対応)
エプソン初搭載の原稿台の複数枚切り出し機能により、原稿台に名刺や領収書などを複数枚セットして読み取ると、それぞれの原稿を1枚ずつ元のサイズ通りにデータ化して保存することができる。これにより後からトリミングする必要がなくスキャン作業を効率化する。
■有線/無線LAN対応で共有利用やPCレスでのスキャンも実現(「DS-1760WN」のみ)
「DS-1760WN」はネットワークに標準対応し、複数のPCでスキャナーを共有利用したり、スマートデバイスから直接スキャンしたりできる。また、ネットワークを介して本体のタッチパネルから指定した宛先にダイレクトにデータ送信・保存できるPCレス機能も搭載。スキャナー本体だけで誰でも簡単に電子化できるため、職場内のスムーズなデータ共有や活用の幅を広げる。