シャープ UTM(統合脅威管理)3機種を発売 インターネット通信の検疫性能を向上

シャープ 2023年10月27日発表


 シャープは、オフィスのネットワークセキュリティ機能を統合的に管理するUTM(Unified Threat Management・統合脅威管理)「BP-X2CPシリーズ」3機種を11月に発売すると、10月27日に発表した。インターネット通信の検疫性能を向上し、円滑で安全性の高いデータ通信を実現する。

UTM(統合脅威管理) BP-X2CP1
UTM(統合脅威管理) BP-X2CP1

 新製品は、「BP-X2CP1(スタンダードモデル)」「BP-X2CP1W(Wi-Fi6対応モデル)」「BP-X2CP2(ハイスピードモデル)」の3機種である。
 本機は、「ファイアウォール」、「IPS(侵入防御システム)」、「アンチウイルス」、「アンチスパム」、「URLフィルタリング」、「アプリケーション制御」、「アンチボット」の7種類のセキュリティ対策機能を搭載。1台でさまざまなネットワーク上の脅威に対応することが可能である。ベースエンジンは、サイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社製を採用している。

 昨今、企業におけるデータ通信量は年々増加している。本機は、インターネット通信の検疫性能を従来機比約1.3倍に向上した。多くの従業員が、同時にウェブサイトを閲覧している状況においても脅威をすばやくスキャンし、企業内の回線逼迫も抑制。円滑で安全性の高いデータ通信を実現する。
 さらに、セキュリティシステムは自動で最新版に更新。日々巧妙化するウイルスやフィッシング詐欺などのサイバー攻撃にも対応する。検知・防御した脅威の情報やリスクの高いアプリケーションの利用状況などを毎月メールでレポートするサービスも提供。サイバー攻撃に対する防御体制の構築から運用・管理までサポートする。

■主な特長
(1)外部からの不正侵入の検知・防御、スパムメールのフィルタリングなど7種類のセキュリティ対策機能を1台で統合的に管理
(2)インターネット通信の検疫性能を従来機比約1.3倍に向上。多くの従業員が同時にウェブサイトを閲覧している状況においても脅威をすばやくスキャン
(3)セキュリティシステムは自動で最新版に更新。検知・防御した脅威の情報やリスクの高いアプリケーションの利用状況などを毎月メールでレポート