キヤノンITS デジタル人材育成支援サービス「機械学習入門講座」を提供開始 デジタルリテラシーを向上

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、企業内のデジタル人材育成支援サービスとして、実業務に即したテーマ創出やデータ分析体験などを含む実践的なカリキュラムで構成するAI研修サービス「機械学習入門講座」の提供を1月16日に開始すると、同日発表した。

 近年、ビジネス環境の変化へ柔軟に対応すべく、DX推進に本格的に取り組む企業が増えている一方で、DXを推進するスキルを備えた社内のデジタル人材不足が課題となっている。企業がDXを推進するためには、データサインティストやエンジニアを育成するだけでなく、ビジネスニーズや課題に対し、デジタル技術を用いてどのような解決策を導き出すか、検討・実行できる人材が重要であり、社員全体のデジタルリテラシーを高めていくことが求められている。
 そうした中、キヤノンITSは、組織全体のデジタルリテラシー向上を目的としたデジタル人材育成サービス「機械学習入門講座」を展開する。

 「機械学習入門講座」は、「機械学習を通じてビジネスを変革する素養を身に付ける」ことをコンセプトに、AIの基礎知識から、実際に機械学習ツールを用いたデータ分析体験、さらに業務課題への利活用を目的とした「テーマの創出」ワークショップなどで構成している。実践的なカリキュラムにすることで、AIがどう業務に活用できるのかを体験と共にイメージすることで、DXやAIを身近に感じ、実業務での適用へとつなげることを目指す。
 また、キヤノンITSの現役のデータサイエンティストが講師を務めるため、机上の空論ではない、実業務に即した知見によるテーマの創出やビジネス価値につながるアプローチ方法、データ分析の勘所などを伝える。