リコー コンパクトなA3カラープリンター発売 充実の機能を凝縮

 リコーは、LED方式のA3カラープリンターの新製品として「RICOH P C6010/C6010M」(標準価格 税別158,000円)の2機種を5月18日に発売すると、4月27日に発表した。
 「RICOH P C6010/C6010M」は、「RICOH SP C750/C750M」の後継商品に位置付けられる。LEDヘッドを採用し、幅484×奥行552×高さ360mmの世界最小クラスのコンパクトサイズのため、オフィスのデスクサイドから店舗窓口など、さまざまな場所への設置が可能である。
 連続プリント速度は、カラー/モノクロともに毎分36枚(A4横送り)、両面出力の連続速度もカラー/モノクロともに毎分27ページと高い生産性で、業務効率向上に貢献する。また、幅広い用紙サイズに対応し、大量給紙も実現しながら消費電力を削減するなど、充実の機能と優れた省エネ性能を備えている。
 「C6010」は、保守形態が年間保守、「C6010M」は、カウンター方式のM-PaC保守に対応している。

RICOH P C6010
RICOH P C6010

【新製品「RICOH P C6010/C6010M」の主な特徴】
置き場所に困らない、最小クラスのコンパクト設計
 幅484×奥行552×高さ360mmのコンパクトサイズを実現。オフィスのデスクサイドから店舗窓口などさまざまな場所への設置が可能である。本体背面も凹凸のないフラットな設計を採用。A3用紙やB4用紙をセットしても、給紙トレイ部の背面が出っ張らない。
さまざまなビジネスシーンで活用される幅広い用紙対応力
 贈答用の熨斗(のし)短冊の印刷が可能な幅55mmの小サイズから、1,260mmの長尺用紙まで、幅広い用紙サイズに対応。さらに用紙厚は薄紙(64g/㎡)から厚紙(256g/㎡)まで出力可能。名刺やポストカード、イベントの招待状といった厚みのある用紙にも出力できる。本体の給紙トレイには320枚、手差しトレイには110枚の用紙をセットできる。さらに、オプションの増設トレイを装着することで、最大6WAY、2,630枚の大量給紙を実現。用紙補給の手間を軽減する。
ビジネスの現場で高い生産性を発揮
 4色を1工程で処理する「4連タンデム方式」の採用により、連続プリント速度はカラー/モノクロともに毎分36枚(A4横送り)と高速出力を実現した。両面出力の連続速度も、カラー/モノクロともに毎分27ページと高い生産性で、ページ数の多い資料なども短時間で出力できる。
高画質、高品質な出力を実現
 高精細に表現できる1,200×1,200dpiの高解像度を実現し、写真はもちろん、小さな文字や細線なども美しく再現する。
使いやすさを追求した操作性
 漢字やイラストで多彩な情報を表示できる4行LCDパネルを搭載。印刷ジョブの確認や機能の切替などの操作も簡単である。トナー交換や用紙補給などを本体の前面から操作できるフロントオペレーションを採用。iPad/iPhoneなどのiOSに標準搭載されているAirPrintに対応し、同一ネットワーク上の複合機やプリンターを自動検索し印刷できる。部数、片面/両面、印刷ページ数指定の設定が可能である。Windowsに加えて、Macからの出力に標準で対応。
消費電力を低減しながら、様々な環境基準に適合
 スリープモード時の消費電力は、0.7W以下、標準消費電力量(TEC2018)は0.50kWhを実現。環境影響化学物質の削減(欧州RoHS指令に適合)のほか、「国際エネルギースタープログラム」基準、「エコマーク」の複写機・プリンターなどの画像機器基準、グリーン購入法に適合している。