リコー チリ・ValueTech買収でプロセスオートメーション領域のグローバル体制を強化

リコー 2026年2月13日発表


 リコーはこのほど、チリ・サンティアゴに本社を置き、業務プロセス、ワークフロー、文書管理のデジタル化および自動化技術で20年以上のビジネス経験を有するValueTechを、チリの販売会社であるRicoh Chile S.A.を通じて買収した。本買収により、リコーが成長領域と位置づけるプロセスオートメーション(PA)領域において、中南米地域全体でのエンドツーエンドの包括的なソリューション提供力を強化するとともに、顧客の業務最適化を支援するグローバル戦略を一層強化する。

 ValueTechは、2001年の設立以降、従来の事業ポートフォリオを拡張し、人工知能(AI)や、不正・改ざん・偽造などの有無を専門的に調査・分析する文書監査、データ保護、予測分析といった先進技術を積極的に取り入れてきた。これらの技術的知見により、文書や情報を多く扱う業務プロセスの効率化とセキュリティ強化、リスクの低減、規制遵守の支援、さらにはエンドツーエンドのプロセス可視化およびトレーサビリティの向上を実現している。同社は、保険、ヘルスケア、金融サービス、年金基金、通信など、高度に規制された業界において、コンサルティング主導のアプローチと先進的なソリューションで高い評価を得ている。
 本買収により、リコーは、中南米地域全体でのワークプレイス変革を牽引する存在となるという地域戦略を強化するとともに、専門性の高い人材と先進的なソリューションを結集することで、生産性、セキュリティ、効率性を高め、顧客と従業員双方にとって質の高い“はたらく”環境の実現を目指す。