リコー 米国で展開するマネージドITサービス事業をNetrix Globalに譲渡
リコー 2025年11月5日発表
リコーは、米国で展開するマネージドITサービス事業を、サイバーセキュリティとDXサービスを提供するNetrix Global(本社=米国・イリノイ州)に譲渡したと、11月5日に発表した。本事業譲渡の効力発生日は、2025年10月31日である。
デジタルサービスの会社への変革を進めるリコーでは、「プロセスオートメーション」と、「ワークプレイスエクスペリエンス」を顧客基盤や自社IPといった同社の強みを活かせる成長領域と定め、経営資源の集中を進めている。
これらを支えるITサービスについても注力領域として位置づけ、リコーは各地域の市場特性に応じてデジタルサービスの展開を進めている。
米国市場では、大手企業を中心にビジネスプロセスサービスやコミュニケーション環境のマネージドサービスなどを提供している。今回、デジタルサービスの成長領域に経営資源をより一層集中し、事業成長を加速させるため、米国で展開するマネージドITサービス事業をNetrix Globalに譲渡することとした。
本事業譲渡は、2025年5月14日に公表した通期連結業績予想に含まれており、本件による業績予想の修正はない。
Netrix Globalは、30年以上の経験を持つエンジニアリング主導のITコンサルタントおよびマネージドサービスプロバイダーである。600人を超える技術エンジニアから構成されるチームが、幅広い分野の専門知識を活かし、企業のさまざまな課題解決に取り組んでいる。

