セイコーエプソン ハワイに海外子会社(特定子会社)を設立

セイコーエプソン 2024年5月16日発表


 セイコーエプソンは、5月16日開催の取締役会において、米国ハワイ州に海外子会社を設立することを決議した。
 なお、新会社は、出資が完了すると、資本金がセイコーエプソンの資本金の額の100分の10以上に相当し、同社の特定子会社に該当することになる。

■新会社設立の目的
 エプソンは、世界的な自然災害の増大などにより、今後も災害・事故により損害の増加、保険料の上昇が見込まれる中、更なるリスクコントロール強化と損害保険コスト上昇への対応として、この度、グループ内に自家保険会社を設立することにした。

■設立する新会社の概要
《名称》 Epson Global Reinsurance, Inc.
《所在地》 米国 ハワイ州
《代表者の氏名》 代表取締役社長 渡辺 潤一
《事業内容》 エプソングループの再保険事業
《資本金》 8,100百万円(予定)
《設立年月日》 2024年9月2日(予定)
《大株主及び出資比率》 セイコーエプソン株式会社(出資比率:100.0%)
《上場会社と新会社との関係》
 資本関係=セイコーエプソンの100%出資の子会社として設立する。
 人的関係=セイコーエプソン執行役員2名及び同社従業員1名が当該子会社の役員を兼務する予定。
 取引関係=新会社は、セイコーエプソンおよびグループ企業に関する保険の引受けを行う予定。

■今後の見通し
 新会社設立によるエプソンの連結業績に与える影響は軽微である。