キヤノンマーケティングジャパン 2024年度入社式 社長挨拶要旨

キヤノンマーケティングジャパン 2024年4月1日発表


 キヤノンマーケティングジャパンは、2024年度入社式を開催した。今年度のキヤノンマーケティングジャパングループの新入社員は、キヤノンマーケティングジャパンが156名、グループ連結が472名。
 同社の足立正親代表取締役社長による新入社員に向けた挨拶趣旨は以下の通りである。

キヤノンMJ 足立正親代表取締役社長
足立正親代表取締役社長

■期待される 愛される 魅力のある会社へ
 キヤノンマーケティングジャパンを「期待される 愛される 魅力のある会社」にしていきたいと考えています。そのために新入社員の皆さん一人ひとりが「期待される 愛される 魅力のある社員」になってほしいと思います。

■感度・感性を磨く
 「相談事が最初に来る会社」かどうかが、期待されている会社としてのリトマス試験紙です。そこで必要なのがお客さまの話す言葉の裏側に気づく「感度・感性」です。どれだけ相手を想像できるかが重要です。20〜30代は感性を磨きやすい時期であり、様々な経験を通して、「感じ取る力」を身に付けてください。

■進取の気性
 キヤノンのDNA「進取の気性」とは、従来の慣習にとらわれることなく、積極的に新しい物事に取り組む気質のことです。チャレンジには失敗がつきものですが、多少傷を負う、転ぶぐらいはしないと「感度・感性」も磨かれません。特に若いうちに失敗と成功体験を積んでほしいと思います。若い皆さんの新鮮な発想と柔軟な行動が今ほど求められる時代はありません。遠慮せず斬新なアイデアに期待しています。

■キヤノンブランドを背負う自覚
 キヤノンブランドは先輩たちの努力によって蓄積してきたお客さまからの信頼の結晶であり、会社の大きな財産です。世界的なブランドの後ろ盾があるからこそ、お客さまに話を聞いてもらえるのです。一方でブランドは壊れるのも簡単です。今日から皆さんは歩くキヤノンブランドになります。新時代にふさわしいキヤノンブランドを作り上げる当事者になって、しっかりと守り育ててください。

■パーパスと未来マーケティング企業
 本年1月にキヤノンMJグループのパーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を発表し、同時に「未来マーケティング企業」を宣言しました。若い皆さんは社会課題に高い関心を持っている人が多いと思います。「未来マーケティング企業」の一員としてパーパスを自分事として捉え、日ごろから未来の社会課題の種や課題解決のヒントがないか、常に未来を見据え行動することを期待しています。

■イノベーションの当事者に
 私たちは今まで以上に世の中の変化を感じ取り、イノベーションを起こす当事者になる必要があります。ぜひ夢を持ち、既存の枠を外すことにどんどんチャレンジし、目指したものに向かってやり抜いてください。笑顔と感謝の気持ちを忘れずに仕事に取り組み、新たなキヤノンMJの未来を一緒に創っていきましょう。