Sansan フィリピン・セブ島にグローバル開発センター設立 海外市場向けプロダクト開発を強化

 Sansanは、グローバル水準の開発環境を整備し、同社プロダクトの海外市場向け機能開発を強化すべく、フィリピン・セブ島にSansan Global Development Center, Inc.を新たに設立すると、11月25日に発表した。
 当グローバル開発センターでの開発強化により、営業DXサービス「Sansan」およびインボイス管理サービス「Bill One」等の東南アジアを中心とした海外展開を一層加速していく。

■グローバル開発センターの設立背景
 同社では、海外子会社Sansan Global Pte. Ltd.を通じ、シンガポールを中心に東南アジア各国へ営業DXサービス「Sansan」およびインボイス管理サービス「Bill One」を展開してきた。
 さらなるグローバル化の加速にあたっては、各プロダクトの言語対応のみならず、それぞれの国の法令・制度や商習慣・業務フローに沿った独自の機能開発を行い、各国の顧客のニーズによりダイレクトに応えることが求められる。こうした背景を踏まえ、海外市場に向けたプロダクト開発の強化を図るべくフィリピン・セブ島にSansan Global Development Center, Inc.を設立することを決定した。
 フィリピンは国を挙げてグローバルIT企業の誘致・支援を積極的に行っており、セブ島ではIT教育が盛んで優秀なエンジニアが多く集まることで知られている。同センターの開設を機に現地でのエンジニア採用を強化し、海外における開発環境を整備していく。

【グローバル開発センター概要】
《名称》 Sansan Global Development Center, Inc.
《所在地》 フィリピン・セブ島
《代表者(President)》 塩見 賢治(Sansan取締役/執行役員/CISO/DPO/技術本部 本部長)
《事業内容》 Sansanプロダクト機能の企画・開発
《設立日》 2023年初旬(予定)