リコージャパン アスエネと連携し都内中小企業向けの脱炭素経営計画策定支援事業に参画
リコージャパン 2025年7月16日発表
リコージャパンは、このほどアスエネが公益財団法人東京都環境公社から受託した「企業の脱炭素経営に向けた計画策定支援事業(見える化への取組支援)」に共同提案者として参画し、省エネ診断などで都内中小企業300社の脱炭素化の支援を開始する。
アスエネは、リコーとリコーのCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を通じた資本提携契約を2024年6月に締結している。リコーによる出資にさきがけ、リコージャパンはアスエネと2023年6月に業務提携を行い、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた顧客企業における運用改善による省エネや、段階的な設備投資など、顧客の脱炭素経営の実現に向けた提案を行ってきた。
リコージャパンは、今回参画する「企業の脱炭素経営に向けた計画策定支援事業(見える化への取組支援)」では、今まで多くの企業や自治体に対し提案してきた「脱炭素STEP伴走支援サービス」のうち、STEP1からSTEP3までの伴走を中心に顧客を支援する。

STEP1において、リコーグループにおける脱炭素化実践活動のノウハウをもとに、カーボンニュートラルの理念浸透を支援する。
STEP2においては、アスエネが提供するCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」などの複数が提供する「CO2排出量見える化ツール」により、自社からの排出量のみならず、原材料調達、製造、物流、廃棄といった一連のサプライチェーン全体で排出量を算定し、サステナビリティ情報の報告や開示ができるよう支援する。
さらにSTEP3においては、リコージャパンが提供する「簡易省エネ診断」を活用、顧客建屋(工場、オフィス等)を専門員がウォークスルー診断し、最適な脱炭素施策(運用および投資)を提案する。
リコージャパンは、今まで培ってきた全国の企業や自治体への脱炭素に向けたステップ提案により蓄積したノウハウや実践事例をもとに、パートナ―企業と連携しながら都内中小企業のCO2排出量見える化を支援する。