大塚商会 レノバとNon-FIT太陽光発電所のバーチャルPPAを締結

大塚商会 2023年8月23日発表


 大塚商会は、レノバのグループ会社である第一太陽光発電合同会社と、新設する太陽光発電所由来の環境価値をNon-FIT非化石証書として直接購入する環境価値売買契約(バーチャルPPA)を、8月21日に締結したと、8月23日に発表した。

 大塚商会は、「自然や社会とやさしく共存共栄する先進的な企業グループとなる」ことをミッションステートメントの目標に掲げている。環境に対する社会的責任として、次世代に健全な環境を引き継ぐことができるよう2000年にISO14001認証を受け、環境保全活動に積極的に取り組んできた。
 2023年6月には当社の温室効果ガス(GHG)排出削減目標「2030年までにScope 1+2を2021年比で42%削減する」がSBTイニシアティブから「1.5℃基準」の科学的根拠のある削減目標であると認定を受けている。また、2023年8月1日に環境方針を改訂し、そのなかで2050年までにネットゼロを目指すことを宣言した。

 今回導入するバーチャルPPAは、追加性のある小規模分散型太陽光発電所由来で、中長期のGHG排出削減目標を達成するための強力な手段となる。
 なお、本バーチャルPPAの再エネ電力量は最大13,000MWh(CO2削減効果約5,700トン/年)を見込んでおり、大塚商会グループ全体の電力使用量の約55%に相当する。

【バーチャルPPAの概要】
《事業主体》 第一太陽光発電合同会社(株式会社レノバの100%出資)
《環境価値販売契約期間》 30年
《年間発電量予測》 13,000MWh
《取引規模》 6MW(ACベースの想定値/DCベースでは、最大約12MW)