NEC AI人材育成の新会社 NEC Learning & Career社を10月発足
日本電気 2026年9月1日発表
NECは、AIとの共創により価値創出できる人材を育成すべく、学びとキャリアの専門機関としてNEC Learning & Career株式会社(川崎市中原区)を10月1日付けで発足する。
新会社は、「キャリアの捉えなおし」と「新たな挑戦のための学び」を強力に支援することで、AI時代における社員の成長と挑戦をより後押しすることを目指す。
新会社は、NECビジネスインテリジェンス株式会社の人材開発機能を、キャリア開発を担うNECライフキャリア株式会社に統合し、NECライフキャリアの社名を変更する形で発足する。新会社の代表取締役社長には、NECのChief Learning Officer 兼 Chief Diversity Officerの堀川大介氏が就任する。
AIの急速な進展は産業や社会のあり方に構造的な変革をもたらしており、すべての企業がAIの活用を前提とした変革を求められる歴史的な転換期を迎えている。こうした中、NECグループが顧客価値を創出し続けるためには、AIと共創しながら、新たな仕事の進め方や価値の生み出し方に挑戦していくことが求められている。新会社は、学びとキャリアの専門機関として、社員が自らの手で新たなキャリアを切り拓いていく環境づくりを実現する。
■新会社が注力する主な取り組み
(1)リスキリング(新たな学び)の促進
AI時代においては、顧客価値創出の構造に大きな転換が生じることが想定される。中間工程であるシステム構築の作業は急速にAIに置き換わり、価値の比重は上流のコンサルティングと下流のオペレーションにシフトしていく。新会社では、アンラーニング(過去の知識やスキルを手放すこと)とラーニングを迅速かつ効果的に推進する仕組みを提供し、この構造転換に迅速に対応できるようにする。また、NEC社内のAI関連部門と連携し、AIに関する学びの機会も拡充する。
(2)Try & Learnを軸とした能力・キャリア開発
リスキリングを含め、AI時代の価値転換を見据えた社員の自発的な挑戦(Try)と、実践・内省による学び(Learn)の経験学習サイクルを中核に据え、人事制度やマネジメント、AI活用を連動させる。仕事を通じた主体的なキャリア形成を全社で総合的に支援し、AIと共創できる自律人材を育成する。
(3)ピープルマネージャーの支援
自発的なTryとLearnによる自律人材への成長と各組織における組織成果をつなぐことがジョブ型人材マネジメントシステムの実効性を高めるためには必要だが、そのためにはメンバーマネジメントを担うマネージャー(ピープルマネージャー)の役割が重要である。新会社は、ピープルマネージャーが一人ひとりの主体的な学びやキャリア形成を支援しながら、組織の目標達成にも貢献できるよう、ピープルマネージャーや職場メンバーとともに、対話、学び、挑戦を促す環境づくりを進め、個人の自律的な成長と組織力の向上を両立する職場づくりを目指す。


