セイコーエプソン プロダクトデザイン部門「レッド・ドット賞」を受賞

 セイコーエプソンは4月1日、世界的に著名なデザイン賞「Red Dot Award:Product Design 2022(2022年レッド・ドット賞:プロダクトデザイン)」において、レッド・ドット賞を6年連続で受賞したと発表した。
 受賞したデザインは、測色機「SD-10」(国内型番:SD-10)、および、業務用フォトプリンター「SL-D1000 series」(国内型番:SL-D1050)。

エプソン測色機
測色機「SD-10」

測色機 SD-10(国内型番:SD-10)
 自社開発の新技術、MEMS Fabry-Perot Tunable Filter(MEMSファブリ・ペローチューナブルフィルタ)搭載により高精度、小型化、低価格を実現した測色機である。印刷工程で手間のかかっていた目視による色合わせ作業をデジタル化し、スマホ・クラウドサービス連携により色情報を一元管理することで、スムースな印刷工程を実現する。また、ポケットサイズまで小型化されたことで手軽に持ち運べる。

業務用フォトプリンターSL-D1000 series(国内型番:SL-D1050)
 店舗でのプリントサービスで必要な機能を詰め込んだ業務用フォトプリンターである。BOX形状とすることで、店舗のカウンターに複数台がスッキリ収まる。また、新たに両面ユニットを追加することで、従来製品でのロール紙プリントに加え、両面カット紙のプリントも可能になった。インクパック採用により、インクの内容量を25%増量した上で、使用済みインクの保管スペースを約55%削減した。