キヤノンITS FAXサーバーシステム機能強化 FAXに加えメールの自動送信を可能に
キヤノンITソリューションズ 2025年12月23日発表
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、FAXサーバーシステム「ライトニングFAX」の新バージョンを2026年1月5日より提供開始する。API機能を強化し、FAX送信に加えメールの自動送信も可能になり、顧客の業務効率化を柔軟にサポートする。
契約書や注文書など原本性が求められる文書の送付や、取引先の運用ルールによりFAX利用が必須となるケースがあることから、FAXは電子取引が普及した現在も、企業間のやり取りに欠かせない手段である。しかし、テレワーク等の働き方の多様化により、FAXの送受信のために出社する負担が課題となっている。さらに、電子化が進むなかで、取引先や文書の種類によってFAXと電子データが混在する状況が業務を煩雑にする要因となっている。このような課題に対応するため、キヤノンITSは、FAX文書の電子管理やITシステム連携を実現するFAXサーバーシステム「ライトニングFAX」のAPI機能を強化し、多様な商取引への柔軟な対応と業務効率化を支援する。
■主な特長
《自動メール送信》
従来のAPI機能に、自動メール送信機能を拡張オプションとして追加した。これにより、FAX送信だけでなく、メールでの受信を希望する取引先への文書送信も対応可能となり、さらなる業務の効率化を実現する。
《PDFテキスト抽出》
帳票内にテキストで埋め込まれたFAX番号を自動で読みとり、FAX送信できる機能を追加した。これにより、APIコマンドファイルの作成が不要となるため、顧客のFAX業務の自動化を推進する。

