コニカミノルタ　多彩な自動化支援機能で使いやすさを追求　デジタル印刷システム発売

コニカミノルタ　2025年12月19日発表

　コニカミノルタは、デジタル印刷システム「AccurioPress (アキュリオプレス) C5080」と「同C5070」の2機種を、2026年1月9日に発売予定である。
　「AccurioPress C5080シリーズ」（「同C5080」と「同C5070」の2機種）は、印刷工程のオペレーション効率化を支援する自動品質最適化ユニットや幅広いメディア対応力が評価を得ている「AccurioPress C4080シリーズ」の後継機種である。独自のソフトウェア連携による印刷工程効率化支援の強化、用紙対応力のさらなる拡充や自動品質最適化ユニットの高精度化などの機能向上を図り、印刷業界への提案をより一層強化する。

【「AccurioPress C5080シリーズ」が提供する価値】
（１）用紙対応力を強化
・従来よりも長尺紙への印刷が可能に
・封筒印刷の高品質化を実現
・メンテナンス性が向上し印刷スジの発生を抑制
・さまざまな断裁ができるトリマーユニットに対応

（２）高機能なオプションをラインアップ
　上位モデルにあたる「AccurioPress C14010シリーズ」搭載の高機能な自動化ユニットに対応している。搭載することで、さらに高品質な印刷を実現する。
・色、表裏調整や検品のワークフローを改善する自動化ユニット
・省力化とスキルレスを実現するメディアセンサー

（３）独自のソフトウェア連携による印刷工程の効率化
　コニカミノルタ独自のソフトウェアである「AccurioPro Flux」、「AccurioPro Dashboard JobManager」、「AccurioPro Dashboard Essential」との連携を強化し、印刷工程の効率化に貢献する。
・「AccurioPro Flux」
　印刷時の面付けや断裁指示を自動で設定することができる。用紙フォーマットや断裁時に必要な目印であるトンボを簡単な操作で作成可能で、優れた操作性により印刷前の面付けにかかる作業時間の削減に貢献する。
・「AccurioPro Dashboard JobManager」
　印刷から印刷物の仕分け・出荷工程の作業状況の進捗を関係者がクラウド上でいつでも簡単に入力・確認できる。工程全体を可視化できるため、作業の抜け漏れや作業者間での問い合わせなどを削減し、効率的な工程管理を実現する。
・「AccurioPro Dashboard Essential」
　印刷機の稼働状況などを自動で一元管理して可視化し、分析まで行うことで生産における課題抽出を支援する。データに基づいた生産工程の改善が可能なほか、生産に関わる意思決定のスピードアップにも寄与する。