キヤノンMJ 1台のカメラで複数視点を実現 リモート会議ソリューション「AMLOS」の主要機能をコンポーネント形式で提供開始

キヤノンマーケティングジャパン 2025年11月5日発表


 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、カメラ1台で会議・講義の参加者に複数視点を提供できるリモート会議ソリューション「AMLOS(アムロス)」の主要機能を、2026年1月よりソフトウェアコンポーネント形式で販売開始する。本サービスは、2025年11月19日(水)より幕張メッセで開催される「Inter BEE 2025」のキヤノンブースにて展示する。

 「AMLOS(Activate My Line of Sight)」は、キヤノンUSA(Canon U.S.A., Inc. 、アメリカ ニューヨーク州)が開発した、職場や教室などに設置されたカメラ1台で会議・講義の参加者に複数の視点を提供できるリモート会議ソリューションである。会議・講義で共有されるさまざまなソース(映像・資料・画像)を視聴者側が任意に選択・視聴でき、一方的な映像配信と比べてより有機的で柔軟な会議・講義を実現する。
 このたび2026年1月より販売開始するのは、「AMLOS」の3つの主要機能である。具体的には、複数の映像ソースを集約し配信するためのサーバー機能、視聴者による自由な視点選択ができるユーザーインターフェース(UI)機能、そして1台のカメラ映像から複数の画面を生成し、歪み補正や透過処理によって視認性を高める映像処理機能である。これらの機能は、システムインテグレーター向けにソフトウェアコンポーネント形式で提供し、顧客企業の用途や環境に応じて柔軟に組み合わせることで、最適なリモート会議配信システムの構築を支援する。