キヤノン 家庭用IJプリンター「PIXUS」シリーズ4モデル発売 文書も写真も美しく印刷
キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン 2025年10月8日発表

キヤノンは、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、多機能モデル「XK510/XK140/TS8930/TS7630」の4モデルを10月23日に発売する。
仕事・学習の文書印刷や趣味の写真印刷など、プリンターには幅広い用途に対応する多機能性と高画質が求められている。新製品は、印刷用途に応じて機能やコストなどの観点から選択可能なラインアップで、文書印刷に適した顔料インクと写真印刷に適した染料インクの両方を搭載したハイブリッドインクシステムにより、文書も写真も美しく印刷できる。加えて、使いたい機能に素早くアクセスできる「Switch UI」を4モデル全てに搭載した。
また、梱包に使用する緩衝材にパルプモールドを採用するなど、環境配慮にも継続して取り組んでいる。
さらに、新製品の発売に合わせ、キヤノンプリンター連携サービス「MyPrint With」(無償)の提供を開始する。本サービスに登録することで、プリンターをより便利に、長く安心して使用できる。
価格はオープン価格で、参考価格は「XK510」が税込5万9,400円、「XK140」が同4万1,250円、「TS8930」が同3万7,950円、「TS7630」が同2万3,650円。
■高品位なデザインと低ランニングコストを両立させた「XK510/XK140」
コンパクトな筐体はそのままに、「XK510」はシックなダークシルバーメタリック塗装、「XK140」は新たに採用した柔らかなパールホワイト塗装を施し、家庭のインテリアに調和するデザインを採用している。また、高画質写真を印刷したいユーザー向けの「XK510」では、「Switch UI」にリアルな写真アイコンを採用し、上質さを表現している。両モデルともに大量印刷に適した低ランニングコストでの印刷が可能で、「XK510」はL版フチなし印刷に必要なインクと用紙の合計コストを約11.1円、「XK140」はA4カラー文書1ページあたり約4.1円に抑えている。
■導入コストを抑えながらも高画質と機能性を追求した「TS8930/TS7630」
6色のハイブリッドインクを搭載した「TS8930」は、高速かつ高画質な文書・写真の印刷が可能である。「TS7630」は、従来機種と比較して機能を向上し、コストパフォーマンスに優れている。スタートボタンを押すだけで迅速にコピーできる「1プッシュコピー」を採用しているほか、使いたい機能に素早くアクセスできる「Switch UI」を搭載したことで、使い勝手を向上している。両モデルともに、操作パネルに表示されたQRコードをスマホでスキャンするだけで簡単に接続できる「QRコードダイレクト接続」にも対応している。さらに、Wi-Fi機能は5GHz対応となり、家庭内で使用しているWi-Fi環境に合わせて柔軟な接続が可能である。
■新しいプリント体験を提供するキヤノンプリンター連携サービス「MyPrint With」
新製品の発売に合わせ、キヤノンプリンター連携サービス「MyPrint With」の提供を開始する。本サービスは登録制で、ネットワーク接続に不具合がある場合のアラートや、チャットボットによるサポートを無償で受けられる。また、純正インクカートリッジを使用した場合、メーカー無償保証が1年間延長される。2026年に、機能・コンテンツの追加およびAIによるチャット対応の強化を予定しているほか、新しいプリント体験を提供するサービスを順次拡充していく。