リコージャパン EDWアプリケーションが業務用イメージスキャナー「RICOH fi Series」と連携

リコージャパン 2025年8月5日発表


 リコージャパンは、顧客の業務課題を解決するさまざまな機能を提供する「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES(EDW)アプリケーション」が、8月5日よりPFU製の業務用イメージスキャナー「RICOH fi Series」と連携すると発表した。

 EDWアプリケーションは、「RICOHカンタンストレージ活用シリーズ」、「RICOHカンタンドキュメント活用 for kintone」などのファイル管理や共有を効率化するアプリケーションや、帳票業務の効率化を支援する「トレード帳票DXシリーズ」などをラインアップしている、有償のクラウド型アプリケーション群である。
 EDWアプリケーションは、これまでリコー製複合機やプリンターのみと連携が可能だったが、不定形サイズや特殊紙などのスキャンが可能で卓上に設置できる業務用イメージスキャナー「RICOH fi Series」と新たに連携する。Webブラウザ上で動作する無償の専用ツールで、使用するEDWアプリケーションを選択・操作して文書のスキャンを行うと、文書のデータが電子化され、自動的に対象アプリケーションに格納、処理が行われる。
 例えば「RICOHカンタンストレージ活用シリーズ」と連携すると、ストレージのフォルダを指定するだけで、スキャンデータに任意のファイル名を付けてテキスト付PDFで保存することができる。経理業務などスキャン利用が多い業務で、席を立たずに「RICOH fi Series」を使用して効率的に紙帳票の電子化を行い、電子化後はEDWアプリケーションを利用し帳票の後処理までスムーズに行える。

 8月5日より連携の対象となるEDWアプリケーションは、「RICOHカンタンストレージ活用シリーズ」、「RICOHカンタンドキュメント活用 for kintone」、「RICOH証憑電子保存サービス」、「RICOH受領納品書サービス」、「RICOH受領請求書サービス」である。9月1日には「RICOH Drive」、「RICOHクラウドファクス送信」などに連携し、さらに連携するアプリケーションは順次拡大を予定している。リコーグループが提供するエッジデバイスとアプリケーションの連携を強化することで、顧客のDXに貢献する。