サイボウズ kintone AIラボで「プロセス管理設定AI」を提供開始

サイボウズ 2025年7月14日発表


 サイボウズは、「kintone (キントーン)」の AI活用を支援する「kintone AIラボ」において、新たに「プロセス管理設定AI」を7月13日から提供開始した。これにより、専門的な知識がなくても、AIの支援を受けながら業務プロセスの設計と設定が可能になる。

■「プロセス管理設定AI」で、業務プロセス(ワークフロー)の設計をより直感的に
 「プロセス管理設定AI」は、「kintone」のプロセス管理設定画面で利用できる新機能である。ユーザーが実現したい業務や要件を対話形式で入力すると、AIがフォームの設定情報を自動で読み取り、最適な業務フローの設計とプロセス管理の設定を提案する。提案内容はワンクリックで設定画面に反映させることができ、設定作業を大幅に効率化する。この機能により、プロセス管理の設定に不慣れでも、AIから設計のヒントやアイデアを得ながら、スムーズに設定作業を進めることができる。

■「プロセス管理設定 AI」の主な特⻑
(1)専門用語がわからなくてもAIと対話するだけで設定可能

 プロセス管理を利用したことがなくても、実現したい業務内容を普段の言葉で伝えるだけで、AIが対話しながら設定を完了までサポートする。
(2)業務に合った最適なフローを提案
 「差し戻し」や「再申請」といった一般的な業務プロセスの考え方に基づき、利用者の業務に合ったフローを提案する。業務プロセス設計に詳しくなくても、自然で実用的なワークフローを構築できる。
(3)フロー図を見ながら、少しずつ柔軟に設定変更
 「やっぱりこうしたい」という変更も、AIに伝えるだけですぐに反映できる。視覚的なフロー図を確認しながら少しずつ調整できるため、安心して設定を進められる。
(4)自動でフォームを読み取り、ワンクリックで反映
 AIがフォーム情報を理解した上で提案するため、整合性のとれた設定が可能となり、手戻りを防ぐ。また、AIからの提案は、ボタン一つで設定画面に反映できる。複雑な設定もAIに任せ、作業時間を短縮する。