リコージャパン 会議まるごと記録サービス「toruno」のAI要約機能付きプランを提供開始

リコージャパン 2025年7月4日発表


 リコージャパンは、会議まるごと記録サービス「toruno(トルノ)」の法人向けプランの上位プランとして、「toruno ビジネス AI要約プラン」を2025年7月10日に提供開始する。

 「toruno」は、対面・オンラインを問わず、会議の音声録音、文字起こしテキスト、画面キャプチャを一括で記録・管理できるクラウドサービスである。既存の音声・動画ファイルの文字起こしにも対応しており、幅広いビジネスシーンで活用できる。
 新たに提供を開始する「toruno ビジネス AI要約プラン」は、「toruno」で記録された文字起こしデータをもとに、生成AIによる会議内容の自動要約が可能になる。「議事録」「要約」「日報・商談記録」など、目的別にプロンプトテンプレートがあらかじめ用意されており、用途に応じた要約を簡単に生成できる。さらに、ユーザー自身がプロンプトを手動で入力することもでき、柔軟な出力に対応している。生成された要約に対して、特定の情報を深掘りしたい場合は、追加のプロンプト入力により、さらなる詳細情報を取得することも可能である。
 要約結果は、議事録エディタで編集でき、テキスト形式でのダウンロードやクリップボードへのコピーが可能で、自社フォーマットへの転記や共有もスムーズに行える。加えて、文字起こし結果や要約結果は閲覧・編集の権限設定が可能で、安全に管理が可能である。
 「toruno ビジネス AI要約プラン」は、会議後の業務効率化やナレッジ共有の強力な支援ツールとして、企業の生産性向上に貢献する。

toruno ビジネス AI要約プラン」の機能と画面イメージ

 本サービスは、外出先での商談記録も可能である。iPhone用アプリケーションで商談の録音を行い、営業日報として要約した結果をSFA(営業支援システム)に登録することで、今後の営業提案への活用も見込まれる。顧客のニーズに合わせた活用で、会議議事録や営業日報作成の効率化・高付加価値化を支援する。