インフォマート 「BtoBプラットフォーム TRADE」で建設業向け「請求書機能」を正式に提供開始

インフォマート 2025年4月24日発表


 インフォマートは、同社が提供する企業間の一連の取り引きをデジタル化し、クラウド上で一元管理できる「BtoBプラットフォーム TRADE」において、建設業の商習慣に対応した新機能「請求書機能」を正式に提供開始した。
 これにより、請求書受領業務の負担を軽減し、建設業のバックオフィス業務における更なる利便性向上と業務効率化を推進する。

 「BtoBプラットフォーム TRADE」は、企業間の商取引に必要な"見積・発注・受注・納品・受領・検収"といった業務をデジタル化し、クラウド上で一元管理できるサービスである。
 この度、2025年1月に一部の「BtoBプラットフォーム TRADE」ユーザーに向けてテスト環境の提供を開始した、建設業向けの「請求書機能」を正式にリリースした。先行して利用したユーザーからは、特に操作性の高さや充実した機能性について、高い評価を得ている。
 本機能により、建設業ならではの請求書受領業務である担当部署への振り分けや支払伝票の作成、仕訳・承認・支払データの作成等が可能になる。これにより、請求書受領業務の負担を軽減し、建設業のバックオフィス業務におけるさらなる利便性と業務効率の向上が実現する。

【機能概要・特長】(現在開発中の機能を含む)
■取引先が紙やPDF等で発行した請求書の振り分け・仕訳作業が可能
 発注企業は、紙やPDF等どのような形式の請求書も受け取ることができ、受領後に請求書の一括振り分けや仕訳登録、承認等が行える。

■工事やプロジェクト単位で請求書の発行が可能
 受注企業は、「BtoBプラットフォーム TRADE」で発注書を受領していない場合や、発注書がない未取極めの取引であっても、「BtoBプラットフォーム TRADE」から電子請求書を発行できる。
 また、工事やプロジェクト単位で請求書を発行することも可能である。

■「BtoBプラットフォーム 請求書」から発行した請求書も受領可能
 受注企業が本機能を利用した場合、発注企業は、「BtoBプラットフォーム 請求書」で発行された請求書も、「BtoBプラットフォーム TRADE」上でまとめて受け取ることができる。
 また、請求書受領後の処理作業も「BtoBプラットフォーム TRADE」で行えるため、見積から請求まで一気通貫で完結する。

■支払伝票の作成が可能
 発注企業は、請求書受領後、支払伝票を作成することができ、支払いに必要な取引内容を記録して適切な承認を得ることができる。一般計上と原価計上の2種類があり、原価計上の場合は、計上明細ごとに工種や費目を紐づけて管理することが可能である。
 また、建設業特有の商習慣に対応し、保留金や安全協力会費の登録、立替金の控除もできる。さらに、支払伝票に登録した科目や部門等をもとに会計仕訳データが自動で作成されるため、管理部門による入力作業が不要になる。