HP デジタル印刷を変革する新しいインテリジェント・オートメーションソリューションを発表
日本HP 2025年6月2日発表(HP Inc. 2025年5月14日(現地時間)発表)
HP Inc.(以下「HP」)は、米国カリフォルニア州で開催されたイベント「Dscoop Edge Long Beach」にて、1,000人を超える印刷業界のリーダーを前に、新しいインテリジェント・オートメーション機能を搭載した「HP Nio」のほか、「HP PrintOS」、「HP Site Flow」、「HP Brand Centre」に加わった新機能を発表した。新ソリューションや新機能は、日本でも順次提供予定である。
■ワークフローを再定義するAIイノベーション
「HP Nio」は、業務効率の向上とワークフロー全体のデータ統合を可能にする次世代の印刷業界向けAIエージェントである。「HP PrintOS」をプラットフォームとする「HP Nio」は、リアルタイムな知見と予測分析の提供により、印刷リソースの最大化と生産性の向上を実現するデータ主導インテリジェンスにより顧客の事業を支え、成長への新たな道を切り拓く。
「HP Nio」は、「HP PrintOS」と直接連携し、リアルタイムのデータ、生産に関するインサイト、その時々で必要な情報を1カ所にまとめて表示する。Print BeatやKnowledge Zoneのようなツールを使用することで、「HP Nio」は印刷に特化した専門的なガイダンスを提供する。今後、「HP Nio」は「HP Site Flow」などの他のHP PrintOSアプリと統合されることで、ワークフローの自動化サポートや、次に取るべきスマートで実用的なアクションの提案ができるようになる。最終的にはインテリジェントな共同制作者として、PrintOS体験を強化し、印刷ワークフローの始めから終わりまでの自動化を支援する予定である。
■HP Indigoデジタル印刷機のAIが、印刷の効率性と生産性をさらに高める
業界イベント「drupa 2024」にてHP Indigoデジタル印刷機と併せて紹介したAutomatic Alert Agent(AAA 2.0)、Print Mode Preflight、PQ MaestroなどのHPのAI対応ソリューションは、HP Indigoデジタル印刷機のAI技術の中核として、顧客の印刷効率の大幅な向上を支援する。これらの革新的ソリューションは、バリューパックの一部として2025年7月にリリースを予定している。