東芝テックと三島エリア「地域の人事部」との連携で人財活用 地域企業と複業マッチング

東芝テック/三島信用金庫 2024年2月28日発表


 東芝テックは、三島信用金庫が事務局として推進する静岡県三島エリアでの「地域の人事部」(経済産業省関東経済産業局が実証事業として実施)と連携し、東芝テック社員を複業人財として地域企業とマッチングする人財活用スキームの実施を始めたと、2月28日に発表した。

 東芝テックは、1950年に伊豆の国市大仁で創業し、1962年には三島工場を開設するなど、静岡県東部を拠点に、伊豆から全国、世界へと活動地域を広げ、成長してきた。静岡県東部が発祥の地であり、三島・大仁が開発生産拠点であることから、三島エリアには様々なスキルを有した従業員が数多く居住・在籍している。
 「地域の人事部」は、経済産業省関東経済産業局が実証事業として実施する取組で、地域の支援機関や自治体等が各自の強みを活かして、複業人財をはじめとする多様な人材活用により地域を活性化させることを目的としている。現在、関東経済産業局管内の8エリアで「地域の人事部」が立ち上がり、三島エリアでは三島信用金庫が事務局を務め、三島市、三島商工会議所、静岡銀行、静岡新聞社、合同会社うさぎ企画が構成機関となっている。

 今般、三島エリアの「地域の人事部」におけるプログラムの一環で、営業・研究・開発等の豊富な経験を持つ東芝テックのシニア社員を、三島信用金庫と連携して課題を抱える地域企業とマッチングすることで、東芝テックシニア社員の活用を通じた地域企業の課題解決を図る。マッチングに先立ち、東芝テックシニア社員が経験を活かした複業人財として活躍できるように、全5回のスクールを三島信用金庫にて開催し、参加社員に自身の強みと今後の方向性を再認識する場を提供し、効果をあげるべく取り組んでいる。2月29日に、みしま未来研究所にて、5回目のスクールを行った。
 今後も、東芝テックは、三島信用金庫および三島エリア「地域の人事部」との連携を深め、多様な人財活用を通じた地域貢献を継続していく。

■三島エリア「地域の人事部」との連携スキーム
《対象者》静岡事業所在籍 若しくは 静岡県在住者で、2024年4月時点で58歳以上の従業員
     ※年齢は今後範囲を広げていく予定
《募集形態》本人意思による応募