PFU 中堅企業向けパッケージ型IT運用サービス「情シスのOTOMO」販売開始
PFU 2026年6月3日発表
PFUは、中堅企業を中心とした情報システム部門向けに、IT運用の生産性向上と事業成長を支えるパッケージ型IT運用サービス「情シスのOTOMO」シリーズを、6月3日より販売開始した。シリーズ第1弾として、PCをはじめとしたエッジデバイスを対象にした「デバイス運用パッケージ」を提供する。サービス利用開始は、10月を予定している。
PFUは、30年のIT運用支援で培った知見と実績をもとに、情報システム部門(情シス)業務を標準プロセス化したプラットフォーム「情シスのOTOMO」を提供する。本シリーズは、課題領域別パッケージ(SaaS+運用サービス)として順次拡充し、人に依存せず、仕組みで安定的に回り続ける「自走する運用」を実現する。
シリーズ第1弾「デバイス運用パッケージ」では、SaaSで全社のデバイス情報を把握し、申請・手配をワークフローとして管理する。資産状況と将来コストを可視化して計画的な調達・予算立案を可能にする。運用サービスでは、入退社に伴う端末の手配・入れ替えから、故障時の修理手配、回収・返却までをPFUが代行し、運用負荷を軽減、品質を平準化する。SaaSと運用サービスを組み合わせた従来にない仕組みで、中堅企業の情シスに適したIT資産のライフサイクル管理を実現する。
PFUは、DX推進や働き方改革の進展により重要性が高まる情シス領域において、BPaaS(Business Process as a Service)がスタンダードとなる将来を見据え、「情シス業務を仕組みで回す」新たな市場カテゴリーの創出を目指す。使い始めたその日から自走できる運用の仕組みを備えたプラットフォームを提供することで、中堅企業の運用改革と全社の業務変革の定着に貢献する。
■第1弾「デバイス運用パッケージ」特長
(1)安定したIT運用基盤でガバナンスを強化
入退社や故障・交換のたびに個別調整が発生していたデバイス運用を、遅延や抜け漏れを防ぎ、一定の品質を保つ安定したIT運用へ転換する。申請から承認、配布までを全社統一の「申請ワークフロー」で一元管理し、進捗を可視化。遅延・未完了を早期に検知し、対応漏れを防ぐ。さらに、役割に応じた権限設定により、必要事項を定型フォームに入力するだけで、個別調整が不要な運用を実現する。また、利用者とデバイス情報を紐づけ、入力ルールを統一した「機器台帳」により、誰がどの機器を保有しているか、所在や状態まで組織全体で正確に管理できる。利用するだけで管理・変更の履歴を自動記録して証跡を確保し、内部統制や監査対応に必要な情報を把握できる環境を整えることで、IT資産ガバナンスの強化につなげる。
(2)IT資産の可視化と予算策定精度の向上
予算策定のたびに資産の利用状況を手作業で調査し、担当者の経験則で算出していた計画の精度を、最新のIT資産情報に基づき高める。「IT資産ダッシュボード」で機器台数、使用年数、年間購入額の推移や修理実績を一目で把握できるよう可視化し、「PCカンタンシミュレーション」で人員計画や更新サイクル、必要在庫数などを踏まえ、3年先までの調達台数と費用を算出する。常に正確なIT資産情報と、自社の運用実態に即したシミュレーション結果に基づき、情シスと経営層が同じ前提で予算策定を行えるよう支援する。
(3)IT運用の属人化解消
ベテランや特定担当者の経験に依存していたデバイス運用業務を、在庫保管、キッティング、配送、修理調整、回収端末のデータ消去・証明書発行までPFUが一括して代行する。交換・修理履歴などの情報はPFUが機器台帳へ反映し、資産情報を常に最新の状態に維持する。また、30年のIT運用支援で培ったノウハウを基に手順・判断基準をテンプレート化し、「運用ドキュメント管理」で役割(利用者・承認者・管理者)に応じて参照できるようにする。担当者に依存しない運用を実現し、人の入れ替わりに左右されない体制へと移行するとともに、社内リソースをより戦略的な業務へ再配置できる環境を整える。

