シャープ スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」対応のサーバー3機種発売 ワンストップでサポート

シャープ 2024年3月4日発表


COCORO OFFICE サーバー BP-X2STシリーズ

 シャープは、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」に対応し、セキュアなデータ保存環境を手軽に構築・導入可能なCOCORO OFFICE サーバー「BP-X2STシリーズ」3機種を、3月中旬に発売する。2TB/4TBの実効容量を備えたモデルに加え、新たに8TBの大容量モデルもラインアップした。

 近年の電子取引データ関連の法改正や、テレワークの普及による書類の電子化頻度の増加などにより、企業で管理するデータ量はこれまで以上に増大している。データの安全な保存や効率的な活用の重要性がますます高まる一方、多くの中小企業ではIT人材不足によりシステム運用に課題を抱えているのが実態である。
 本機は、「COCORO OFFICE」を利用できる専用IDをセットで提供する。IDでログインすることで、外出先から本機へのセキュアなアクセスが可能なほか、全文ファイル検索機能により、キーワードを入力することで膨大なデータの中から必要なファイルを高速で検索できる。また、「COCORO OFFICE」対応複合機と連携することで、本機へのFAXデータの転送、日付や送信元別に自動仕分けすることも可能である。
 さらに、24時間365日の稼働に適した信頼性の高い専用ハードディスクを採用。万が一、一部のハードディスクが故障した場合でも交換を行うことでデータを復旧できる「RAIDモード」(2TBモデル:RAIDレベル1、4TB/8TBモデル:RAIDレベル6)に対応している。このほか、ユーザー毎のアクセス制限機能や、誤削除・編集ミスからのファイル復元を可能とするスナップショット機能など、データを保護する機能も充実している。
 同社は、本機を独自サービスのほか、初期設定・設置から運用における保守、トラブル時の対応までワンストップのサポートが付いたパッケージ商品として提供する。専任のIT管理者のいない中小企業や小規模オフィスにおいても手軽に導入できる。