FFBIとサーバーワークス クラウドサービスの導入支援・運用保守を行う合弁会社「富士フイルムクラウド」設立に合意

富士フイルムビジネスイノベーション/サーバーワークス 2024年2月1日発表


 富士フイルムビジネスイノベーション(FFBI)とサーバーワークスは、合弁会社「富士フイルムクラウド株式会社」を設立することに合意したと、2月1日に発表した。
 富士フイルムクラウドは、2024年4月より日本で営業を開始し、中堅・中小企業を中心にMicrosoft AzureおよびAmazon Web Services(AWS)などのクラウドサービスの導入支援・運用保守を行う。

FFBIとサーバーワークスが合弁会社「富士フイルムクラウド」設立に合意

 近年、企業の競争力強化のためにDXに向けた取り組みが活性化している中で、BCP対策や投資コストの最適化といったメリットから、オンプレミスからクラウドサービスへの移行ニーズが高まっている。一方で、中堅・中小企業を中心に、IT人材の不足などが原因でクラウドサービスの導入が進んでいないという実態がある。
 FFBIは、中堅・中小企業をはじめとする多くの顧客へ、オンプレミスを含むITインフラ・機器の管理支援やクラウド上の業務アプリケーションの提供、さらにMicrosoft 365やMicrosoft Dynamics 365などの販売・導入支援を行っている。
 また、サーバーワークスは、クラウドビジネスに関する豊富な経験を有し、多くのAWS認定資格保持者を擁する企業である。2014年以降、AWSの最上位パートナー「AWSプレミアティアサービスパートナー」として高い技術力や導入実績が認められているトッププレイヤーである。

 今回設立する富士フイルムクラウドは、FFBIの全国販売網およびITインフラ管理の実績と、サーバーワークスが有する、IaaSの提供をはじめとするクラウドビジネスへの知見と高い技術力を組み合わせ、クラウドサービスの導入支援から運用保守までワンストップで提供する。

【富士フイルムクラウドの概要】
《社名》 富士フイルムクラウド株式会社
《本社所在地》 神奈川県 横浜市
《資本金》 1億円
《出資比率》 富士フイルムビジネスイノベーション66% サーバーワークス34%
《設立日》 2024年3月1日(予定)
《代表者》 代表取締役社長 菅谷 秀一
《主な事業内容》 Microsoft AzureおよびAWSを中心としたクラウドサービスの導入支援・運用保守