サイボウズ 大阪府と福祉分野で事業連携協定を締結 kintoneを活用

 サイボウズは、大阪府福祉部とスマート福祉の実現に向けkintone(キントーン)を活用したDX人材の育成と業務改善等に関する連携協定を締結したと、9月9日に発表した。デジタル化によるサービス、業務の改善を推進し、府民サービスの向上や職員・市町村・事業者の負担軽減を目指す。

 同社は、2020年7月21日に大阪府とkintoneを活用した全庁的な業務改善・児童虐待防止情報連携システムの構築等を目的として事業連携協定を締結し、スマートシティ推進に向けた取り組みを行っている。
 本協定は、少子高齢化やコロナ禍等の中、高齢者や子どもなど府民のQOL(生活の質)の向上を図るため、福祉部においてkintoneを活用しDX人材の育成と業務改善等のための取組みを進めることを目的としている。

事業連携協定の内容
(1)福祉分野における業務改善の推進
(2)福祉分野におけるDX人材の育成を目指した研修の実施
(3)有事の際の福祉に係る対応業務の支援に関すること
(4)その他福祉分野において両者が必要とする事項に関すること