Green x Digitalコンソーシアム CO2排出量の1次データ自動収集・算定ガイダンスを公開
一般社団法人電子情報技術産業協会 2026年3月6日発表
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が事務局を務めるGreen x Digitalコンソーシアムは、3月6日、製造業におけるカーボンフットプリント(CFP)算定の高度化に向け、生産段階の1次データを自動収集・算定するための考え方を整理した「スマート製造を目指したCFP自動収集・算定ガイダンス」を公開した。
本ガイダンスは、スマート製造の進展を踏まえ、CFP算定に必要なデータ項目、収集方法、データ品質確保の考え方などを体系的に整理したもので、企業が段階的に排出量算定の自動化に取り組むための基盤を示すものである。
同コンソーシアムの環境活動データ価値化ワーキンググループは、環境負荷低減に資する製品・サービスが持つ付帯価値(グリーン価値)が市場において適切に評価される枠組みの構築を目指し、企業による環境活動の実績データを計測・評価・管理するための共通課題の整理や解決策の検討を進めている。近年、CFP算定における1次データの信頼性向上や、スマート製造技術を活用した自動収集への期待が高まっていることを受け、2024年9月にデータ要件検討サブワーキンググループを発足した。生産段階のデータ構造や収集方式、配分方法などに関する検討を重ね、このたびガイダンスとして取りまとめた。
本ガイダンスでは、生産段階におけるCFP算定に必要となる基本項目の整理に加え、データ品質確保の考え方、1次データへの移行ステップ、配分およびカットオフの考え方、さらに生産システムと連携した自動算定の方向性を解説している。本ガイダンスの活用を通じて、CFP算定に取り組む企業や関連事業者におけるデータ活用の高度化・省力化の実現を目指す。
今後、データ要件検討サブワーキンググループでは、本ガイダンスに基づく製造現場での活用検証を進め、実運用を通じて得られた知見を反映した継続的な高度化に取り組む予定である。

