リコー環境事業開発センターをリニューアルオープン

“次の10年”へ、環境経営の実践と共創の最前線として進化

リコー 2026年4月15日発表


リコー環境事業開発センター
リコー環境事業開発センター

 リコーは、顧客の環境経営の推進とGX(グリーントランスフォーメーション)加速を支援する共創拠点として、「リコー環境事業開発センター」(静岡県御殿場市)を4月15日にリニューアルオープンした。顧客とともに環境課題の解決策を設計・検証する“実践型拠点”へと進化させ、AIを活用した課題分析や体験型プログラムを通じて、顧客の環境経営の高度化と新たな事業創出を支援する。

 脱炭素や循環型社会への対応ニーズが一層高まる中、具体的な取り組みの設計や実装に課題を抱えるケースも多く見られる。リコーは、こうした顧客の課題に対し、これまで同センターを通じてオープンイノベーションや再生ビジネスを推進してきた。
 今回のリニューアルでは、“構想から実装まで”を一体で支援する環境経営の共創拠点へと機能を強化。顧客とともに課題を深掘りし、実践的な解決策を設計・検証する場として位置づけ、2026年度に年間来場社数200社、共創件数30件を目指していく。
 “次の10年”を見据え、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブを軸に、リコーの環境経営の実践現場を体感し、理解を深めてもらう機能を強化する。顧客の環境目標達成に向けた課題解決をともに進めることに加え、技術・知見を掛け合わせながら新たな事業の探索にも取り組む。一例として、リコージャパンが推進する企業・自治体・教育機関向けの脱炭素社会の実現を目指す会員制コミュニティ「カーボンニュートラル倶楽部」(4月6日時点:627社692名)などと連携し、会員企業・団体の来訪やプログラム参加を通じて顧客との共創の取り組みを加速する。これにより、社会課題の解決と新たな価値創出の実現を目指す。

■リニューアルのポイント
(1)「実践と共創の最前線」への進化

 顧客の目的や関心事に合わせて、実践現場や展示コンテンツ、見学ツアーを設計する。リコーの環境経営を支える技術や知見を実際の取り組みとともに紹介し、より深い理解と具体的な議論につなげることで、顧客満足度の向上を図る。
(2)体験と対話を通じた共創の促進
 実践現場の見学やワークショップなどの体験型プログラムを通じて、顧客と課題や取り組みの方向性について対話を深める。2025年9月に「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」に導入したAIが創造的な議論を促進する会議空間を応用し、環境対応の実践ノウハウをもとにしたワークショップを実現し、GXソリューションの活用や新たな価値創出、事業探索につながる共創を推進する。
(3)AI・DXの活用による体験の高度化
 本リニューアルでは、AIなどのデジタル技術を活用する。来訪前には、AIを活用して顧客のプロファイリングや想定課題を事前に整理する。見学当日はタブレットを利用して見学内容や気づきを記録し、ワークショップやラップアップで活用するとともに、見学後には訪問レポートとして提供する。さらにワークショップではAIが課題整理を支援し、解決のヒントを提示する。

エントランスで案内するフィジカルAI
見学をサポートするツアータブレット
Odyssey R(対話とワークショップ体験)
回収した複合機の再生工場