日本HP 個人向けIJ複合機2機種を発表 文書印刷から写真プリントまで
日本HP 2025年6月5日発表

日本HPは、個人向けインクジェット複合機の新製品としてプリント・スキャン・コピー対応の「HP Envy 6120」と、自動原稿送り装置(ADF)が付いた「HP Envy 6520」の2機種を発表した。
新しいHP Envyシリーズは、写真からリモートワークや学校の課題まで家庭でのさまざまなプリント用途に適している。アプリを利用しセットアップと操作が可能で、スマホやタブレットからのプリントやスキャンも簡単に行える。新製品は、ホワイトを基調に高さを抑えたコンパクトな設計により、リビングルームやデスクの上などさまざまな場所に設置できる。
HP希望販売価格は、「HP Envy 6120」が税込1万8,300円、「HP Envy 6520」が同2万4,500円。
■家庭で高品質な写真印刷が可能
「HP Envy 6120/6520」は、Display P3カラーのネイティブ印刷をサポートすることで、広い色域に対応し、画面で見たままのイメージを忠実に再現することができるプリンターである。写真を印刷した際、色が期待していたものと異なり、くすんだり、過度に鮮やかになり仕上がりがイメージと違うと感じることがある。「HP Envy 6120/6520」は、HPのtrue-to-screen技術により、画面で見るイメージと同様の、色鮮やかなディテールを捉えた美しい写真を簡単に印刷できる。
■直感的な操作とコンパクト設計
「HP Envy 6120/6520」は、「HP Smartアプリ」を使用してスマートフォンやパソコンからのプリントを簡単にする。直感的な操作が可能な2.4インチカラータッチスクリーンを上向きにつけることでプリンター本体の操作性も向上している。ホワイトとサンドベージュのバイカラー薄型デザインを採用し、置く場所や部屋を選ばない。電源アダプタ内蔵と前面給紙トレイ採用で、手入れもしやすくさまざまなインテリアに馴染む。
■持続可能なものづくり
プリンター筐体には再生プラスチックを約60%採用し、梱包材にはリサイクル素材を使用している。また「HP Envy 6120/6520」は、標準の黒カートリッジの2倍の印刷ページ数が印刷できる「HP EvoMoreインク」に対応する。HP EvoMoreインク(HP68e EvoMoreインクカートリッジ黒)は標準カートリッジ(HP68 インクカートリッジ黒)に比べて炭素排出量が約半分で、カートリッジの交換回数を低減する。