リコー 社内外起業家とスタートアップを支援する事業共創プログラム 第7期「TRIBUS 2025」を開始

リコー 2025年6月2日発表


 リコーは、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2025」において、6月2日からスタートアップ企業からのビジネスアイデア募集を開始した。採択されたスタートアップに対しては、リコーグループの多様なアセットを提供し、アイデアの具現化や新たな価値創造を強力に支援する。

 7年目を迎える本年度は、「出会いが変える 未来の選択肢」をテーマに、リコーグループ内から提示された11の事業領域に加え、その他領域においても共創を希望するスタートアップを広く募集する。
 パートナープログラムは、従来から連携してきた「Microsoft for Startups」、「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」、「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」、「TMIP(Tokyo Marunouchi Innovation Platform)」、「AUBA」、「MIRAI LAB PALETTE」、「Fukuoka Growth Next」に加え、今年度から新たに「IPPO」、「346」とも連携することで、社内外起業家への支援の環を拡充し、オープンイノベーションの加速を図る。さらに、昨年度に引き続き、リコーが2023年11月に設立したCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」との連携も継続する。同ファンドは、「“はたらく”に歓びを」というテーマのもと、シナジーの高いスタートアップへの投資を目的としており、本アクセラレータープログラムでの共創活動を踏まえた出資の検討も行っていく。

リコー 社内外起業家とスタートアップを支援する事業共創プログラム 第7期「TRIBUS 2025」を開始

【募集領域】
(1)ビジネスコミュニケーションスキルを向上させるAIトレーニングシステム
(2)物理情報データの活用によるワークプレイスの変革
(3)パブリックスペースにおけるドキュメント関連サービスの利便性向上
(4)オフィスワーカーがアプリケーションを瞬時に作れる世界の共創
(5)デジタル観光で新たな価値を創出
(6)プラスチック資源循環に向けた共創
(7)中小企業の脱炭素経営への伴走支援を通じたカーボンニュートラル実現
(8)中小企業の”人材”に関する課題解決に向けた事業共創
(9)中小企業の情シス業務の改革に向けた共創
(10)AIカメラを用いて介護記録効率化の実現
(11)ワンストップで提供できる在宅医療サービス
(12)その他、リコーグループのアセットを活用した自由なテーマ